【若松ボート(ナイター)GⅠ周年記念】佐藤翼 好相性の水面でヒール役も買ってでる!?
<1日・若松ボート・5日目> 【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】 嫌な流れを断ち切った。佐藤翼は準優10Rを逃げ切って勝利。9Rでは1号艇が破れた直後のイン戦でも慌てず騒がず、しっかりと仕事を果たしきった。「若松はいいイメージで走れていて、結果が付いてきていますね。前に下ろしたてに近かったとはいえ、2連対率5%くらいのエンジンで優出した節もありましたしね」と好印象の水面。 「プロペラの調整がしっかり反応してくれる水面だと思う」と調整の相性もばっちりなのも要因の一つ。それは今節も変わらずで「仕上がりもいい。十分勝負になる」とベスト6入りを決めるまでに引き上げた。 迎える優勝戦は2号艇。「今日までのところでは回り足は自信が持てる」と2コース戦にとってはまさに〝虎に翼〟。1号艇は地元で人気を背負う西山貴浩が構えるが、「ヒール役に徹して優勝できるように頑張ります」。機力も気力も整えて頂点をつかみに行く。 ▼12R 佐藤が回り足を生かして差し切る。2―13―全。 ▼11R 惜しくも優出を逃した山崎郡だが、「エンジンは力強い」と機力はばっちり。「行き足から伸びがいい」ならカド戦のここはおあつらえ向き。4―15―全。