【野球浪漫2024】ロッテ・佐藤都志也 強打の捕手、飛躍中「ボールの見極めができるようになった。やるべきことはできています」
守備の負担が大きい捕手で首位打者に輝いたのは1965年の打率.320の野村克也(南海)、91年の.340の古田敦也(ヤクルト)、2012年の.340の阿部慎之助(巨人)、19年の.329の森友哉(西武)の4人だけだ。吉井監督も「(今季は)佐藤はずっと調子がいいので、このまま大物になってほしいなと思っています」と期待の大きさを口にする。 打てる捕手として期待され続けてきた佐藤の打撃スタイルが確立されつつある。 「ボールの見極めもできて、三振もちょっと少なくなってきている。バットスイングが早いのが僕の特徴らしくて、変化球待ちでも対応できる形を作っている感じ。やるべきことはできていると思います」 ロッテの頼れる扇の要が、チームの勝利のため、今日も快音を響かせる。
週刊ベースボール