「しっかり食べて休息をとって睡眠」車いすバスケ鳥海選手が食事の大切さを高校生へ講演【長崎】
東京パラリンピック車いすバスケットボールの銀メダリストで長崎出身の鳥海連志選手が、高校生に競技の魅力とバランスの取れた食事の大切さを伝えました。 11日、長崎市の長崎商業高校で、生徒約70人が車いすバスケを体験しました。 講師は東京パラリンピックで銀メダルを獲得した鳥海連志選手です。 生徒たちは、パスは、車いすよりも高い位置で投げることや、コミュニケーションをしっかりと取ることなどを教わり、試合に挑戦。 車いすの操作に苦労しながらも、ゴールを決めると歓声が上がりました。 体験した生徒は 「自分の思うように車いすが動かなくて難しかった」 体験した生徒は 「(車いすだと)考えることが多すぎてドリブルも難しかった」 鳥海連志選手 「食事や体、コンディションに興味を持つ気づきを持つということをしてくれるとうれしい」 また会場では、アスリートの食事のサポートなどを行っている味の素株式会社による講習会も開かれました。 講習では鳥海選手も「常に丈夫な体をつくるためにタンパク質や、糖質、ビタミンをバランスよく摂っている」と話し「常に何のために食事が必要かを考えてほしい」と生徒たちに伝えました。 鳥海連志選手 「しっかりと食べて休息をとってしっかりと睡眠を取るということがしっかりとできていればできているほど、練習が身についていく。そのサイクルをこれから(子どもたちにも)より感じてほしい」。 生徒たちは、車いすバスケの魅力や栄養のある食事の大切さを学んだようでした。
テレビ長崎