百条委「偽証」疑い指摘 浜渦元副知事が反論(全文1)2者間合意メモに驚き
東京ガスとの交渉担当だった浜渦氏は、3月19日の百条委で、同社と都が2001年7月に締結した基本合意以降は豊洲移転問題の担当から外れ、一切関与していないとの証言を行った。基本合意の後に結ばれ、東京ガスの土壌汚染対策範囲を限定的にしたとされる「2者間合意」についても「全く知らない」と否定した。 【中継録画】百条委で「偽証」認定の動き 浜渦元副知事が反論会見 こうした発言が、百条委で「虚偽の可能性がある」と指摘され、偽証かどうかを調査することになった。会見では、これに反論するものとみられる。
豊洲移転に関わったことについて
東京新聞:始めます。冒頭、浜渦さんから15分から20分程度、お話をいただいて、すぐに質疑応答に入ります。質疑応答の際は社名とお名前を明らかにされてから、浜渦さんのご指名によってご質問ください。よろしくお願いします。 浜渦:今から〓ハイブンユウ 00:00:24〓教えてね。記者会見の。 男性:分かりました。 浜渦:はい。あ、時計はそこ。 男性:各社にお知らせします。〓幹事受け 00:00:43〓豊洲新市場移転に関して浜渦武生さまが入ります。各社に〓幹事受け〓で豊洲新市場移転に関して、浜渦武生さまが入ります。 浜渦:いきましょう。 東京新聞:それではこれから浜渦武生さんの記者会見を始めます。まず冒頭、発言よろしくお願いいたします。 浜渦:はい。皆さん、こんにちは。今日は私の友人の長島さんが離党する話もあって、お集まり少ないんじゃないかと思ったんですが、びっくりしました。たくさんおいでですから。それでは、すいません。先に私のほうが少しお話をします。で、東京新聞、幹事社にお願いしまして、ご協力をいただきましたけれども、趣旨は、私のうちにたくさんの方が朝晩に取材にお越しになります。で、私のうちの前は通学道路でありまして小学生が通いますし、後ろ隣には保育園があるんです。ご父兄が幼児を連れて、すっと通うのに、この中においでにならないかもしれないが、メディアの方が新聞、電柱の陰で隠れたり、駐車場にたたずんだり、非常に不安だって、近所の方も私に抗議が来ますし、父兄の方もどうなってんだというお話でありましたが、あえて今日、お集まりいただいて、私が話をしますので、もうご承知かと思いますが、簡単に話をします。 そのあと皆さんから疑問のところを聞いてください。お答えしますので。今日は私の言い訳の会ではありませんので、皆さんのほうの疑問をおっしゃっていただきたいと思います。 では、まず私が関係しましたのは石原知事が当選して特別秘書になりまして、築地の市場を一緒に視察をしました。そこからが始まりでして、市場の移転というのは実態として、こういうことがあるんだなというのを認識しました。そのあと、知事の前でのブリーフィング。福永副知事、担当でございました大矢市場長。それから政策報道室というのが当時ありまして、その理事の方。それ以外は記憶にありませんけども、その方が知事への話がありまして豊洲で、と。もう築地は古くて非常に、これから先も改修もできないんで豊洲にしたいんだというお話がありました。 私のほうからは、特別秘書でありましたけど、どうして豊洲ですかと。昔は日本橋がメインだったけど、それから築地になって船で海産物とか揚げてたんですから、今はもうそういうことをしないと。魚も保冷車等々で運ぶから海に接岸するようなことはないので、豊洲でなくてもいいんじゃないかなと言ったら、石原知事のほうも俺もそう思うんだよって。ヨーロッパでは、特にパリの例を出して、鮮魚市場であっても内陸部にあるんだよと、こういうお話がありまして。しかしもう市場の方々も東京都として青島時代からもう決まってるんだから、これで進めてるのでお願いしますという話が1回目、ありました、私の意識では。 その次には福永さんからの報告で、どうも地権者である東ガスが、いい返事がないんだという、そういうお話がありました。で、そのあと石原知事から、こういう話は役人じゃ無理かなと。おまえがやれと、こういうお話になりました。なんで私かというのは石原さんに聞いてもらわないと分からないけれども、〓過去 00:06:18〓、石原さんの関係する交渉といいますか、そういうことはずいぶん携わっておりましたから、そういうことからだろうと思います。