中嶋監督の”後任”だった…?オリックスの監督候補に挙がった大物(2)“監督代行”も務めたが
昨季までリーグ3連覇を達成するも、今季は5位に沈んだオリックス・バファローズ。そんな中、指揮官の中嶋聡監督がレギュラーシーズン終了後に退任を表明。新たに岸田護投手コーチの新監督就任が決まった。一方で、岸田新監督以外にも、指揮官候補と目された人物がいた。ここでは、オリックスの次期監督候補に挙がった大物を紹介したい。
水本勝己
投打:右投右打 身長/体重:180cm/102kg 生年月日:1968年10月1日 経歴:倉敷工 - 松下電器 ドラフト:1989年ドラフト外 今季までオリックス・バファローズのヘッドコーチを務めた水本勝己も、候補に挙がった1人だ。 社会人野球の松下電器(現:パナソニック)では、都市対抗野球に出場。その後、広島東洋カープの入団テストに合格し、捕手としてNPBの世界へ入った。 しかし、プロ2年目の1991年に現役を引退。一軍に出場することはなく、水本のプロ生活はわずか2年で幕を閉じた。 それでも、以降は首脳陣として広島を支える存在となった。引退後はブルペン捕手を務め、2013年からは二軍バッテリーコーチに就任。2016年からは二軍監督を務めると、翌2017年にはチームをファーム日本一へと導いた。 2022年からはオリックスの一軍ヘッドコーチに就任し、同年と昨季は、一時的に監督代行も務めた。 ヘッドコーチとして、首脳陣の中心的存在にいる水本。来シーズンは、岸田護新監督を支える役割を担うだろうか。
ベースボールチャンネル編集部