大阪・太子町議の辞職許可 「一身上の都合」 公選法違反で罰金刑
大阪府太子町議会事務局は19日、10月にあった衆院選の公職選挙法違反(買収)容疑で府警に逮捕された辻本馨町議(55)の辞職願が提出され、同日の本会議で全会一致で許可されたと発表した。辞職理由は「一身上の都合」という。辻本氏は同罪で略式起訴され、大阪簡裁は罰金40万円の略式命令を出した。 町選挙管理委員会は近く選挙会を開く。10月に投開票された町議選から3カ月以内のため、公選法の規定により、次点の岡野秀子氏(76)が繰り上げ当選する見通し。【新宮達】