大一番で生まれた“レクイエム弾”…M・ジョレンテ「亡くなったばかりの妻の父親に捧げたかった」
アトレティコ・マドリードのMFマルコス・ジョレンテが、4日に行われたラ・リーガ第23節レアル・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 【ハイライト】劇的同点弾を挙げたM・ジョレンテ 今シーズン4度目となる“マドリード・ダービー”に臨んだアトレティコ・マドリードは、前半に先制点を許したものの、後半アディショナルタイムのMFマルコス・ジョレンテの劇的同点弾で、1-1の勝ち点1を分け合う形に。首の皮一枚繋がり、優勝戦線にギリギリで踏みとどまっている。 レアル・マドリードとの結びつきが代々強い、スポーツ一族の生まれであるM・ジョレンテ。自身もカンテラ出身で、トップチームに3年間在籍するなど、まさに“白の系譜”を継いだ者であり、それでいて古巣相手にゴールを決めた同選手は「これは特別なゴールなんだ。数週間前に妻の父親が亡くなったから、彼とその家族に捧げたかった」と“レクイエム弾”だったことを明かしつつ、以下のように試合を振り返った。 「彼らは素晴らしい試合をし、僕たちにとっては少し難しいものになったね。相手の攻撃を止めてより良くなるために、システム変更を迫られた。序盤は簡単に攻め込まれだけど、あの1分間で同点に追いつくことができたのだから。それは評価すべきことで、これから起こるすべてのことに役立つものだ」 首位レアル・マドリードとの勝ち点差は変わらずに『10』のままだが、アトレティコ・マドリードの猛追はあるのだろうか。ラ・リーガにおける次戦は11日の第24節セビージャ戦で、またその3日前にはコパ・デル・レイ・準決勝アスレティック・ビルバオ戦が控えている。
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