【日本ダービー】ジューンテイク 厩舎初の夢舞台へ全集中 吉田助手「状態いい」
「日本ダービー・G1」(26日、東京) いざ、夢舞台へ。京都新聞杯を勝ったジューンテイクが、確かな手応えをつかんで決戦の地へ乗り込む。水曜の最終追い切りは栗東坂路でテイエムタツマキ(6歳障害オープン)を3馬身追走して併入。馬なりで4F57秒0-40秒1-12秒5をマークした。 吉田助手は「感じは良さそうです。先週(18日)しっかりやって動けていたので、気持ちを切らさないようにという感じでやりました。しっかりと集中して走れていたし、いいと思います」と、中2週でも順調ぶりをアピールした。 今回の出走メンバーで最多のキャリア9戦。デビュー2戦目の新潟2歳Sこそ10着と崩れたが、それ以外は掲示板を外さずに走れている。同助手は「安定感がありますね。その中で前回みたいに最後までしっかり集中して走れたのは、今回に向けていい材料になりました」と胸を張った。 経験を積むごとに着実に地力を強化。成長ぶりには目を見張るものがある。「バランスはいい馬ですし、きゃしゃでパワーもまだかなというところがあったけど、だいぶしっかりしてきました。いい成長をしていると思います」と目を細めた。 ホースマンの夢であるダービー。厩舎としても初となる挑戦を前に、吉田助手は「状態はいいので、少しでもいい結果を残せたらいいですね。雰囲気を経験するだけでも次のモチベーションになります。夢舞台への第一歩です」と目を輝かせた。最高の栄誉を求めて、いざ頂上決戦へ向かう。