中村憲剛さんが引退試合「夢のような時間でした」サッカー界や芸能界から100人以上が集結
■バンディエラ・中村選手の下にフロンターレイレブンが集結
後半戦はフロンターレのバンディエラである中村さんとクラブで共にしたメンバーで構成され、「KAWASAKIフレンズ・ブルー」と「KAWASAKIフレンズ・ホワイト」に分かれてKAWASAKIフレンズマッチが行われた。 「KAWASAKIフレンズ・ブルー」の3-1-6の超攻撃フォーメーションが発表されるとスタンドからは驚きと笑い声があがった。 試合終了間際には、中村さんにフリーキックの場面がおとずれると、両チームの選手が全員で壁を作り始める。 すると、これに中村さんも壁に加わり、内田篤人さんがカメラマンを務め、記念撮影が始まった。 これにスタジアムからをこの日一番の笑いが起きた。 その後、中村さんが全員で作った壁を超えるフリーキックを決めた。 KAWASAKIフレンズマッチは3対2で「JAPANフレンズ・ブルー」が勝利した。
■「(チャントを歌ってもらって)送り出してもらえて本当に感無量です」
中村憲剛さん 「4年前に現役引退して引退セレモニーもしていただいたんですけど、当時はコロナ禍でチャントが歌えない中、引退しました。 でも今日、中村憲剛のチャントを歌ってもらって、その中でプレーして送り出してもらえて本当に感無量です、ありがとうございます。」 あいさつ後に、共にプレーした家長昭博選手や谷口彰悟選手が寿司職人の格好で登場し、オリジナルデザインの寿司桶を贈呈された。
■「このままずっとサッカーができたらいいなと思いました」
中村憲剛さん (Q.息子さんとラモスさん、澤さんと一緒にプレーした感想) 「親の自分がびっくりするぐらい(息子が)普通にプレーしていたので大したもんだなと思いました。」 「(ずっと憧れだった)ラモスさんとパス交換ができたことがたまらなかった」 「最後は澤さんまで(パス交換に)入ってきてもらって感謝したい、夢のような時間でした、このままずっとサッカーができたらいいなと思いました。」 会見の最後には、 「サッカーをみんなに知ってもらいたい、日本サッカーのレベルをみんなであげたいし、自分の役割があると思っています」と今後について語り、アスリート憲剛が完結した。