「800万回線超え次はARPU向上」楽天モバイル専用アプリをリニューアル 無料「AIチャット」開始で旅行や学習計画など相談
他キャリアとの競争がユーザーに利益
堤キャスター: 楽天経済圏の中で、生成AIが果たす役割とは何でしょうか。 オルタナティブワークラボ所長・石倉秀明さん: チャットでコミュニケーションを通じて、ユーザーのちょっとした困りごとに答えられ、オプションなどを提案していくこともできると思います。言い換えれば、ショップ店員に近いような存在を、常に24時間顧客のそばに置いておくということです。 それによって楽天モバイル単体でのARPUを上げることにもなるでしょうし、さらには、モバイルを通じて、楽天経済圏全体のARPUを上げることにもなると思います。 財政的になかなか厳しいとされてきましたが、なんとかこの回線契約数まで持ってきたからこそ、今回の打ち手が取れたのではないかと思います。 これからは楽天が本格的により強い経済圏を作れるか、それとも他社の携帯キャリアが何かを仕掛けてくるかが楽しみなポイントです。こうした競争が増えれば増えるほど、ユーザーにとっては価格が下がったり、利便性が増すことを期待したいと思います。 堤キャスター: モバイルだけでなく、幅広い事業を通して、ユーザー体験の向上というのはもちろん、AIの活用によって、より豊かな未来へとつながることを期待したいです。 (「Live News α」10月31日放送分より)
Live News α