今シーズン終了後にFAとなるレッドソックスのオニールに、トレードの噂が挙がっている。(C)Getty Images

　ロサンゼルス・ドジャースが外野手を補強するかもしれない。米メディア『FanSided』のザック・プレスネル記者は６月10日の記事で、ドジャースの補強に言及した。 【PHOTO】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 「ドジャースは充実している。リーグ最高の選手を２人、ショウヘイ・オオタニとムーキー・ベッツを擁し、先発陣も万全だ。ブルペンにも頼れる投手がおり、そのおかげで球界最高のチームとなっている」と現状を説明しながら、「チームに満足していないドジャースは、トレード期限前に外野手を補強する可能性がある」と伝えた。 　ドジャースが狙っているとしたのが、ボストン・レッドソックスのタイラー・オニールだ。「シーズン終了後にFAになるオニールは、打率.250、出塁率.354、長打率.500、本塁打11本、OPS+137を記録。守備力も頼れるもので、28歳の外野手はトレード市場で貴重な選択肢となる」と記し、「他のどの球団よりも、ドジャースはこの選手を切実に必要としている」と報じた。 　 　プレスネル記者は、ドジャースがレッドソックスに差し出す選手に、26歳の投手ランドン・ナックを挙げた。「ナックなら、このトレードを１対１で成立させる能力がある。プロスペクトとしてはやや年配に当たるが、メジャーで投げる準備はできている。速球、チェンジアップ、スライダーに力があり、制球力も持っている」とした。 「ナックはメジャーで20回２／３を投げ、防御率2.61、WHIP0.97という好成績を残しているが、ロサンゼルスでは行き詰まりが予想されている。ボストンに移籍できれば、ローテーションの後ろの方で快適に過ごせるだろう。レッドソックスは選手を入れ替え始めるため、ナックは重宝されるはずだ」 　シーズン終了後にFAになるため、オニールの退団は有力と見られている。はたしてドジャースは有能な外野手の獲得に動くのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部