“積極補強”のアトレティコ、バルセロナからDFラングレをレンタルで獲得! 今夏5人目の新戦力を確保
アトレティコ・マドリードは26日、バルセロナから元フランス代表DFクレマン・ラングレをレンタル移籍で獲得したことを発表した。 現在29歳のラングレは、母国フランスのナンシーでプロキャリアをスタート。2017年1月にはセビージャに加入し、2018年7月にバルセロナへと加わった。以降の4シーズンで公式戦160試合出場7ゴール2アシストを記録。2022年7月からはレンタル先のトッテナムで活躍し、昨シーズンは同じくレンタル移籍によってアストン・ヴィラでプレーした。 今夏にバルセロナへ復帰したものの、ハンジ・フリック新監督の下では構想外となっていたラングレ。移籍を模索中と報じられた同選手だったが、今回アトレティコ・マドリードへのレンタル移籍が決まった。クラブの発表によるとレンタル期間は1年間。「ボールコントロールの良さと予測力に定評があり、母国だけでなくプレミアリーグやラ・リーガのクラブでのプレー経験も豊富だ」とラングレの特徴を紹介している。 なお、積極的な補強を進めているアトレティコ・マドリードにとって、ラングレは今夏5人目の新加入選手に。すでにレアル・ソシエダからスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンを獲得しており、ラングレは強力なライバルたちとのレギュラー争いに臨むこととなる。 また、現在バルセロナはラ・リーガが独自に定めるサラリーキャップの問題により、新戦力を登録できないという問題に直面中だ。目玉補強となったスペイン代表MFダニ・オルモの選手登録に向け、ラングレの移籍成立は人件費の削減に貢献すると見込まれる。
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