新しい一年に、おいしくて可愛い、縁起の良い和菓子をぜひ。
鶴屋信の福ハ内
邪気を払って福を呼び込む節分の豆がモチーフ。 節分の豆をかたどった白餡入りの桃山。ほっくりした食感と甘みがお茶に合う。「節分には邪気を払い、福を呼び込む風習が。日本の縁起物は言葉遊びを楽しむものも多いのですが、お菓子が入った枡をかたどった木箱も『ますます繁盛』の語呂合わせです」(甲斐さん)。 京都市上京区今出川通堀川西入る TEL.075・441・0105 営業時間:9時~18時 休日:水曜(不定休あり)
きよめ餅総本家の藤団子(とうだんご)
厄除けや豊作を願う熱田神宮ゆかりの干菓子。 くす玉の5色にならい、厄除けや五穀豊穣を願って作られた愛知県の熱田神宮ゆかりの干菓子。藤の花房に見立てて、紫、白、紅、黄、緑の5色の輪が一房となって麻紐で結ばれている。「熱田神宮の門前に店を構えるこちらの藤団子は、色が淡くてきれい」(齋藤さん)。 本家:愛知県名古屋市熱田区神宮3丁目7・21 TEL.052・681・6161 営業時間:8時30分~18時 無休
撮影・青木和義 スタイリング・矢口紀子 文・嶌 陽子
『クロワッサン』1108号より
クロワッサン オンライン