《ブラジル》ジャーナリスト沢田啓明さんがコラム開始=フットボール見にブラジル移住
本日から月1回の頻度でサンパウロ州海岸部在住のフットボール・ジャーナリストの沢田啓明さんが、本紙にコラム(本日は3面)を書くことになった。 沢田さんは1955年山口県生まれの広島県育ち。上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、3年間の会社勤めの後、北アフリカ・サハラ砂漠の天然ガス・パイプライン敷設工事現場でフランス語通訳に従事した。 その時に蓄えた資金で1986年ワールドカップ・メキシコ大会を現地でフル観戦して「人生観が変わった」という。「日々、フットボールを呼吸し、咀嚼したい」と考えて、同年末さっそくサンパウロ市ヘ移住した。 邦字紙記者や保険会社勤務を経て、現在フットボール・ジャーナリストとして日本の専門誌『NumberWeb』や新聞などへ寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』(新潮社)、『情熱のブラジルサッカー』(平凡社新書)など。