ダイソーの550円スマホ用ファン付きゲーミングコントローラー「zoneX」はグリップ感が優秀 でもトリガーボタンはどうやって使う?
最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……? 【写真】実際にプレイする様子 今回はダイソーにおいて550円で販売されている「スマホゲーム用ファン付コントローラー」を試してみた。 ・製品情報(大創産業)
おことわり
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
ブランド名は「zoneX」
硬質なボール紙でできた青いパッケージはゲーミングデバイスを意識させる。パッケージに「zoneX(ゾーンX)」と書かれているが、これはダイソー(大創産業)のゲーミング関連製品に付けられるブランド名のようだ。 本体は、多少のプラスチックのささくれがある点以外は、よくあるゲーム用スマホグリップといった感じだ。見た目は値段相応だが、横画面用のゲームを遊んでいるときに指がかからなくなる、スマホを持ちやすくなるという点はかなり優秀だ。 パッケージにはUSB micro-Bケーブルが付属しており、接続するとファンが回ることでスマホを冷却できる。さすがに、この価格ではバッテリー内蔵とは行かなかったようだ。
トリガーボタンがあるのだが……
本製品には「トリガーボタン」がある。しかし、この部分はどんなゲームで使うのだろうか? というのも、このトリガーボタンはスマホのタッチパネルをタップする操作を再現するもので、USBあるいはBluetoothのゲームコントローラーとして動作するものではない。 スマホゲームの多くは、親指で操作することを前提にUI(ユーザーインタフェース)が設計されている。故に操作ボタンは画面の左下や右下に集中する。ゆえに、このトリガーボタンは横向き画面の時の上部に存在するため、多くのゲームでは用をなさない可能性が否定できない。 画面上部にボタンがある(あるいは配置できる)ゲームなら有用そうだが、多くのゲームではトリガー用のパーツで画面を遮ることになるためかえって不快に感じるかもしれない。 だが先述の通り、スマホゲームを遊ぶためのグリップとしては十分有用だ。筆者が使用している「iPhone 13」は装着にケースを外す必要があったが、問題なく使用できた。対応サイズは4~7型となっている。
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