中居正広「あまりにもマズすぎた謝罪文」でさらに窮地に…先にテレビを去った“松本人志”から得るべき「唯一の教訓」
2024年末から女性のトラブルが報じられていたタレントの中居正広さんが、1月9日にコメントを発表した。内容としては、トラブルの相手と関係各所に謝罪しつつも、報道の一部が事実と異なること、示談が成立していることを強調している。 【画像】あまりにもマズすぎた…中居正広の「謝罪文」全文 さらに、「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」とも述べている。 このコメントに対して、メディアやSNSの反応は厳しい声が大半で、ポジティブにとらえる意見はほとんど見られない。
筆者としては、コメントを出すこと自体は必要なことであったが、内容的には問題があり、文面とは裏腹に、中居さんの芸能活動の継続をむしろ困難にさせるものになってしまっているように見受けられる。 どこに問題があり、どのような内容であれば好ましかったのだろうか? 詳細を検討してみたい。 ■中居さんの対応、何がマズかったのか まず、コメントを出すタイミングが遅すぎたように思う。中居さんがコメントを出した時点で、中居さんを広告に起用している企業は、すでに軒並み広告を取り下げている。中居さん出演しているテレビ番組も同様で、出演が見合わせられたり、放映が中止となったりしている。
今回のコメントは、そうした状況への対応として発表されたものだと見受けられるのだが、それにしては後手に回りすぎていた。 中居さん側は、「これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました」と説明している。トラブルの相手や関係各所への配慮もあったのはあるだろうが、それならそれで、謝罪の言葉だけでも先に発表して、詳しい情報は後で出すという方法もありえたのではないか。
■コメントの内容が「反省していない」ように見える 時間がかかった割には、内容も十分に練られているとは言いがたい。事実と異なる報道があるのなら、それを訂正するのは重要なことだ。ただし、十分に配慮した物言いをしないと、「言い訳がましい」「反省していない」と見なされてしまいかねない。 中居さんのコメントは、その辺に対する配慮は見られるのだが、「示談が成立している」ということを強調したうえで、「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と主張している。