日本初の公道レース! 日産チームも大奮闘のフォーミュラE東京大会、優勝したのはどのチーム!?
決勝レース、日産のローランド選手は惜しくも2位!
午後3時4分に決勝レースがスタートし、ポールポジションからダッシュした日産のローランド選手を先頭に、1周2.582kmのレースコースを次々に通過。マシンを目の前で見ることができる観客席の配置をはじめ、「キューン」というモーター音とコーナーを通過する際にタイヤが発生する摩擦音だけという今までにないレース空間は、未来感たっぷり。大音量のエンジンサウンドが炸裂するF1とはまた違う、新たなモータースポーツであるという魅力を感じることができた。 レースは20周目に接触事故の影響でセーフティカーが導入され、直後の28周目には、マセラティMSGレーシングのマキシミリアン・ギュンター選手が逆転。そのままチェッカーとなった。日産のローランド選手は2位となり、惜しくも地元での初優勝を果たすことできなかった。 フォーミュラEには、来シーズンからヤマハ発動機が、英国の名門ローラ社とタッグを組んで参戦することを表明しており、日本での人気がさらに高まりそうな勢いだ。
文と写真=原アキラ