その後、和貴さんは友達の協力で、カフェの男性店員が元カレであることを確認しました。 　美陽さんを紹介したのは自分だと責任を感じた友達は、美陽さんに元カレとの関係を問いただしました。 　美陽さんは、元カレを忘れることができず、美陽さんが求めたときに恋人同士のように過ごしていることを告白しました。結婚式の準備が進むにつれて、結婚すると元カレとの時間がなくなってしまうと憂鬱になっていったのだそうです。 　数日後、和貴さんは「調査によって真実を知れたことは本当に良かった」とお礼の電話をくれました。最後に「今は美陽を許せる気はしませんが、私に足りないものがあったのだと思います。もう少し自分と向き合ってみて、結論が出たら美陽に連絡しようと思います」と言って電話を切りました。 　3カ月ほどして和貴さんを紹介してくれた知り合いから、二人が復縁したことを聞きました。 ●　出会いの場が手軽で便利に 結婚する前に不安に思ったら？ 　恋愛結婚が主流だった世代でさえ離婚率が上昇している現状、SNSやマッチングアプリなど、出会いの場が手軽で便利になっています。お互いのことをどれだけ知って結婚するのか、経験していない自分には分かりません。 　お互いのことを理解する努力は必要だと思いますが、どうしても見えないところは出てきます。不安や心配や懸念を感じたときは、片岡探偵事務所に相談してください。 　「婚約相手の真実を調査する探偵」。点と点が線になる探偵トークでした。 　※本稿は実際の事例に基づいて構成していますが、プライバシー保護のため個人名は全て仮名とし、一部を脚色しています。