辛坊治郎、桂ざこばさん追悼「ものすごいショック」 『そこまで言って委員会』での秘話「ものすごく心根の優しい人」
上方落語家の桂ざこばさんが12日、喘息のため亡くなった。76歳だった。同日、所属していた米朝事務所が報道各社に公表した。『たかじんのそこまで言って委員会』などで共演していた辛坊治郎は、同日放送のニッポン放送『辛坊治郎 ズームそこまで言うか！』（後3：30）で追悼した。 【写真】4月には桂そうばたちの襲名会見で会場をわかせていた桂ざこば 辛坊は「関東ではほとんど放送されておりませんでした『そこまで言って委員会』という番組の、初期からのレギュラーメンバーで。10年くらい前から、脳の病気で、ちょっと不自由になられて、それからはイレギュラーで時々お出にいただくという状況だったのですが、本当になんていうか、毒舌なんだけど、ものすごく心根の優しい人だな」と回顧。 続けて「司会をしていると、ここでこのコメントがほしいっていうのがあるんですよ。アイコンタクトをとると、見事にそっち方向の話をしてくださる。ご本人はそんなこと思ってなかったと思うんですけど」としながら「本音は違うと思うけど、この発言が自分の役割だと思ったら、堂々としてくださるのは、本当にありがたかった。大阪に劇場をお作りになって、若手のみなさんの修行の場というか、表に出る場をプロデュースされたり…。76歳。ものすごいショックですね。ざこばさんが70代半ばで、まさか亡くなるとは思ってなかった。上方落語の大御所で、面白かったですよー。残念です」と追悼した。 上方落語家の桂ざこばさんが12日、喘息のため亡くなった。76歳だった。同日、所属していた米朝事務所が報道各社に公表した。 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
