かつて鹿児島が一大産地だったある「農作物」に注目します。 ■面高亜沙美アナウンサー■ 「ＪＲ鹿児島中央駅前に設けられたブース。こちらの写真何か分かりますか？葉たばこなんです。そしてこちらには、「きばいやんせ！鹿児島のたばこ」とあります」 　「葉たばこイメージアップ大作戦」と題したこのイベントは、「県たばこ耕作組合」が初めて開催しました。 　肥料や資材価格の高騰、増税など厳しい状況にある中、鹿児島は産地であり、タバコは「農作物」だということを多くの人に知ってもらおうと、葉タバコに関する展示が行われ、組合の生産者らが説明していました。 ■来場者■ 「鹿児島で作ってるということもこういうふうに作られてるということも知らなかった」 　葉タバコだけではなく他の作物も作りながら生計を立てている生産者のみなさん。会場では葉タバコ生産者が作ったコメやサツマイモが配布されました。 　葉タバコの生産者、耕作面積ともに大幅に減少しているのが現状です。 ■県たばこ耕作組合の遠矢忠雄・組合長■ 「高齢化で（生産者が）減っていくのは仕方ないけれども、農業自体をもっと盛り上げながら、その中の一つとしてタバコも取り上げていただきながら、後継者を増やしたり面積も維持しながら組合も全員で頑張っていきたい」 　喫煙者からはこんな声が…。 ■喫煙者■ 「愛煙家だからなくなっちゃ困る。頑張ってねやってもらわないと」