ジョッキでビール7杯「当時の記憶ない」…酒席でセクハラ 49歳男性教諭を減給処分 本年度懲戒18件目、県教委は不祥事防止強化へ体験型研修実施へ
鹿児島県教育委員会は7日、同僚職員1人にセクシュアルハラスメントに当たる行為をしたとして、県立学校に勤務する男性教諭(49)を同日付で減給1カ月(給料月額と教職調整額の10分の1)とした。本年度の懲戒処分は18件目。被害者の性別などは明らかにしていない。 教諭は今年、酒席の場で、深酔いした状態で被害者の手を握ったり、ほおを触ったりした。ビールをジョッキで7杯飲んだといい「当時の記憶はないが、飲み過ぎたことによるものと思う」と説明。学校は、被害者らの訴えで9月に事態を把握した。 教職員課はハラスメントや不適切な指導について、有識者の知見を取り入れた参加型、体験型の研修を準備。早ければ12月中の実施を検討している。中島靖治課長は「引き続き学校や市町村教育委員会と連携し、不祥事根絶に取り組みたい」とコメントしている。
南日本新聞 | 鹿児島
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