【浦和競馬・ゴールドカップ】5番人気アウストロが大金星 鞍上の秋元耕は02年以来の重賞V
[SⅠゴールドカップ=2024年12月24日(火曜)3歳上、浦和競馬場・ダート1400メートル] 浦和競馬場で24日に行われた第62回SⅠゴールドカップ(3歳以上・ダート1400メートル)は、5番人気のアウストロ(牡4・小沢宏)が道中4番手から運び、直線はじけてゴール前で図ったように差し切り、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分27秒0(良)。勝利に導いた秋元耕成は2002年1月ニホンカイマリノで制した日本海特別以来の重賞Vとなった。 クビ差の2着に2番人気のエンテレケイア(牡6・小久保智)、さらに1馬身差の3着に4番人気のサヨノグローリー(牡6・工藤伸)が入った。なお、1番人気のスマイルウィ(牡7・張田京)は4着だった。 表彰台に上がった秋元耕成は「うれしいです。ありがとうございます。スタートで前にいければいいと思っていました。3番手ぐらいまでのイメージでしたが、4番手になってしまい、最後は馬に助けられました。道中は何も考えられませんでした。ゴールを過ぎてから(勝った)実感が湧いてやったなーいう感じでした。まだ難しい所があるけど、少しずつ直していけたらと思います」。 小沢宏調教師は「もう少し後ろから競馬をすると思っていました。地元浦和で秋元騎手にはお世話になっているので、勝った時は感極まりました」と、強豪相手の大金星に感無量の様子だった。次走は未定。
東スポ競馬編集部