【バイク】BMW新型「M 1000 RR」が登場! 最高出力をさらにアップ、ウイングレットを大型化し存在感も増した!
最高出力218PSを実現した新型「M1000RR」
BMWが誇る最強スポーツブランドの証「M」の名を冠したスーパースポーツ、M1000RRがS1000RRとともに新型になった。トレードマークのウイングレットはさらに大型化され、電子制御システム関連も充実。M1000RRはエンジンの熟成でパワーもアップしている。 【写真はこちら】BMW新型「M 1000 RR」の全体 四輪車同様、最高峰のパフォーマンスを追求するスペシャルシリーズとしてラインアップが拡充されてきた「M」シリーズ。その旗艦であるスーパースポーツのM1000RRが大きく進化した。 ひと目見て分かる最大の変更点はウイングレット。従来型もなかなか大きな、大胆な形状のカーボンウイングを採用していたが、新型はさらにそれを発展させた、新形状のものを装備している。見るからにダウンフォースが効きそうなこのアイテムの導入で、サーキットでのパフォーマンス向上は間違いなさそうだ。絶好調のスーパーバイク世界選手権でも、さらなる大暴れが期待できるだろう。 新型のエンジンは実に多岐にわたって細かく改良されている。燃焼室形状を見直し、吸排気ポートの形状も変更。吸気、排気、それぞれのバルブはチタン製になり、スロットルボディもハイスロ化された。 これに合わせて排気系もシリンダーヘッド側のパイプ形状が変わり、フランジも新形状のものを採用。エンジン後端にあるチャンバーも見直され、最高出力は212PSから218PSへと6PSものアップを果たした。 外装関係は、ボディカウルやフロントフェンダーをカーボン製から通常のプラスチック製へと変更。車重は1kg増えたが、パフォーマンスの向上は確実だろう。
オートバイ編集部