【鹿児島ユナイテッドFC】ホーム最終戦は引き分け サッカーJ2 19位で終了
J2の鹿児島ユナイテッドFCは10日、ホームで2024シーズンの最終戦を迎え、0対0のスコアレスドロー。 試合後にはセレモニーが行われ、集まったファン・サポーターを前に1年でのJ2復帰を誓いました。 すでに2025シーズンのJ3降格が決まっている紺のユニホーム鹿児島ユナイテッド。 2024シーズンの最終戦には雨にもかかわらず、約8500人のファン・サポーターが訪れました。 ユナイテッドは2024シーズン限りで現役引退を表明しているキャプテンの木村がスタメン出場します。 前半、ユナイテッドはJ1昇格、プレーオフ進出を決めている4位の岡山を相手に互角の勝負を展開し、木村も体を張ったプレーで相手の攻撃の芽を摘んでいきます。 すると、40分カウンターから鈴木がためを作り、駆け上がってきた田中へラストパス。 田中のシュートは相手キーパーがわずかに触り、惜しくもゴールとはなりません。 さらに、アディショナルタイムには、田中のパスを受けた圓道が中に切れ込んでシュート! しかし、このシュートもファインセーブに阻まれ、前半を0対0で終えます。 エンドが替わった後半11分。 木村に選手交代が告げられると、スタンドからは大きな拍手が送られます。 ここからユナイテッドは、退団が決まっているベテラン選手を次々とピッチへ送り込んでいきます。 総力戦で最後まで気持ちを込めたプレーを見せたユナイテッド。 0対0のスコアレスドローで2024シーズンの最終戦を終えました。 そして、試合後。 選手を代表して木村キャプテンがファン・サポーターへメッセージを送りました。 鹿児島ユナイテッドFC・木村祐志選手 「1年でのJ3降格。選手は自分たちの力不足を感じ、1人1人大きな責任を感じている。再び一体感を取り戻さないとJ3優勝、J2昇格はできないと思う。2025年はみなさんに喜んでもらえるよう、笑顔にできるよう、チームとして精進していくのでまた応援よろしくお願いします」 5年ぶりにJ2復帰を果たしながらも、再び1年で降格となったユナイテッド。 2025シーズンはJ3での戦いが待っています。 では、J2の最終順位です。 ユナイテッドは7勝22敗9分けで勝ち点30。 19位で終えました。
鹿児島テレビ