信州58町村収穫大使が「とよおかまつり」参加 5年ぶりにみこしも
「第34回とよおかまつり」が11月9日・10日、豊丘村役場周辺で開催される。(飯田経済新聞) 【写真】「たむらんど」にはフリーマーケットやワークショップなどが並ぶ 今回初の企画として、「収穫祭ライブステージ」を9日13時から開催。長野の町村を盛り上げようと「信州58町村収穫祭大使」の塚本颯来さんと、「臨時収穫祭大使」の森青葉さん、播磨かなさん、浪江女子発組合が出演し、1時間のステージを繰り広げる。 同日15時ごろから、塚本さん、森さん、播磨さんの撮影会を開催。指定ブースで1,000円以上の買い物で補助券1枚を受け取る。撮影会には2枚の補助券が必要で、撮影用に参加者がスマートフォンを用意。指定ブースは、同まつり当日パンフレットへ掲載する。 「とよまつステージ」を両日にわたり開催し、9日10時から行う飯田高校(飯田市上郷)の書道班のパフォーマンスを皮切りに、豊丘太鼓の会「シニア・子供連」、豊丘北小学校「お囃子(はやし)子ども会」のステージが続き、15時50分から飯田女子高校(同)チアリーディングクラブのパフォーマンス、16時30分から「よさこい演舞」が行われるなど、9日には15団体のステージを予定する。 10日のステージは9時30分からの豊丘太鼓の会で始まり、豊丘南小学校の金管バンド、「豊丘中学校吹奏楽部&とよおかウィンドアンサンブル」による合同ステージ、11時20分からハワイアンダンスやタヒチアンダンスグループなど15団体がパフォーマンスを披露する。 役場前スペースには地域の飲食ブースや物販ブース80店舗以上が並び、キッチンカーも両日それぞれ17台が出店する。役場建物北側では両日、同村などで収穫した野菜を使い大鍋で煮込む里山汁を、「デイサービスセンターほほえみ」では9日10時~15時、お汁粉を、それぞれ振る舞う。 今年は各自治会などのみこしが5年ぶりに復活し、9日17時40分から「わっしょいみこし」と題して勇ましく豪快なみこし8基、「どっこいみこし」と題して雄々しく凛々(りり)しくみこしが2基、登場する。18時30分ごろからは、音楽に合わせて打ち上げる「音楽花火」も予定する。 昨年の同まつりには2日間で1万5000人が来場した。同村総務課の松本大輝さんは「ピーク時は混雑が予想される。市田駅から歩いて15分ほどなので公共交通機関の利用を」と呼びかける。 役場正面の「たむらんど」では9日、隣接する高森町の「南信州ネクサス」がバスケットボール体験ブースを設けるほか、同日13時から下條村の「地域戦隊カッセイカマン」が特設ステージを繰り広げる。 松本さんは「里山汁で体を温めて、この地域の『おいしい、楽しい』に触れてほしい」と来場を呼びかける。 開催時間は、9日=10時~18時45分、12日=9時30分~15時。タカモリ(60台)、日星工業(150台)、中央保育園(100台)、豊丘南小学校(250台)に用意する駐車場からシャトルバスも運行する。
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