【速報】先月11日から行方不明になっていたドイツ人大学生が遺体で見つかる 海上保安部が和歌山・田倉埼沖で発見
和歌山県を旅行中に行方不明になっていたドイツ人大学生について、警察はさきほど、和歌山市田倉埼沖で遺体で見つかったと明らかにしました。 行方がわからなくなっていたのはドイツ国籍の男子大学生クラウディオ・ヴォルムさん(21)です。ヴォルムさんは9月21日に観光目的で日本に入国し東京都内を観光したあと、30日に和歌山県に入りましたが、先月10日に母親とSNSでやりとりしたのを最後に連絡が取れなくなっていました。 11日に、南海電鉄和歌山市駅近くの防犯カメラにヴォルムさんに似た人物が映っていたほか、近くの多目的トイレではパスポートなど、紀の川にかかる橋の上では携帯電話が見つかっていました。 また、中学からの友人だというドイツ在住の女性は「12日午前1時ごろに連絡を取り合った」「(ヴォルムさんは)バーで酒を飲んでいると言っていたがあまり酔った様子はなく、和歌山を楽しんでいた」と話していました。
■見つかったのは今月1日
今月1日、和歌山市加太の田倉埼沖で人があおむけで漂流していると和歌山海上保安部から警察に通報があり、遺体をDNA鑑定した結果、ヴォルムさんであることがわかったということです。 死亡日時は10月上旬とみられています。警察は死因については調査中としています。