ドフビク、スーレ、ディバラたちの力でセリエAトップ4に届くか 新生ローマにかかる期待
新たな攻撃陣は魅力的だ
昨季途中よりクラブOBのダニエレ・デ・ロッシが指揮官に就任したローマ。昨季終盤はやや失速したこともあってトップ4には入れなかったが、それでもデ・ロッシ率いるローマはアグレッシブなフットボールを展開していた。 そのチームに今季より強烈な助っ人が加わる。前線には、ジローナで24ゴールを挙げてラ・リーガ得点王に輝いたFWアルテム・ドフビクを獲得。さらに昨季フロジノーネの一員としてセリエAで最多となる102回のドリブルを成功させたFWマティアス・スーレも獲得した。 ローマの前線には昨季もリーグ戦で13ゴール9アシストを決めたFWパウロ・ディバラが構えており、ドフビク&スーレとどう絡むのか楽しみだ。 中盤にはレンヌからMFエンゾ・ル・フェーを獲得しており、守備的MFから攻撃的MFまで中盤の複数ポジションをこなせる選手だ。ロリアンに在籍していた2022-23シーズンにはリーグ・アンで全体3位となる108回のタックル成功数を記録するなど、ハードに戦える選手でもある。 彼ら新戦力がフィットすれば面白いチームとなりそうだが、争いの激しいセリエAでトップ4に食い込めるか。
構成/ザ・ワールド編集部