アレクシス・サンチェスの“後継者”となれるのか イングランド2部で才能開花したチリの若きFWの現在
ビジャレアルでは全く結果を残せず……
アレクシス・サンチェス、アルトゥーロ・ビダルら黄金世代からの世代交代が求められているチリ代表。 フレッシュな若手実力者の登場が不可欠な状況下で、2021年より注目を集めてきたのがFWベン・ブレアトンだ。 2018年よりイングランド2部のブラックバーンでプレイしてきたブレアトンは2021-22シーズンに才能が開花。イングランド2部の戦いではあったが、リーグ戦で22ゴールを記録。さらに続く2022-23シーズンにもリーグ戦で14ゴールを挙げており、その活躍からチリ代表にも定着するようになった。 しかし、今季はほろ苦いシーズンだ。イングランド2部でのアピールに成功したブレアトンは今季よりスペイン1部のビジャレアルへ移籍したのだが、ビジャレアルではリーグ戦14試合で1ゴールも奪えず。全コンペティションを合わせると20試合で0ゴールと屈辱的な結果になってしまった。 そこで、今月5日にプレミアリーグのシェフィールド・ユナイテッドへとレンタル移籍することに。 プレミアリーグで最下位に沈むチームではあるが、ブレアトンは21日に行われたウェストハム戦でいきなり得点を記録。これが今季初ゴールで、何とかブレアトンは欧州1部リーグで1歩を踏み出すことに成功した。 チリ代表としては物足りないペースかもしれないが、24歳を迎えたブレアトンはチリのエースへと成長していけるのか。
構成/ザ・ワールド編集部