64歳の米俳優が「下着姿」で自分のありのままを投稿。批判コメントが殺到するも“中年世代”に必要な自己愛について明かす
先日、俳優のヴァレリー・バーティネリがインスタグラムで、自身の感情と肉体を曝け出した。ヴァレリーはブラとアンダーウェアだけの姿で鏡に写したセルフィーを投稿。手にはセルフヘアカラー用の染粉パッケージを持っている。 【写真】下着姿のセルフィーを投稿。最新のヴァレリー・バーティネリ(64) 「今年、私のボディが経験したメチャクチャなことについて、いつかお話しするつもり。でもとりあえず今夜は、しこりもコブもシワも垂れ下がった部分も全て受け入れて、ダウンタウンのホテルのバスルームで根元を染めようとしている自分を、ただ称賛しておくとしましょう」とキャプションしていた。 ファンはその写真を見て、ありのままの自分をさらけ出す彼女に対しポジティブに反応。だが、中には否定的な意見も数多くあり、「そもそもなぜこの写真を投稿したの?」「なんのために下着姿を投稿したのか不思議」などとコメントを残す人もいた。そこでヴァレリーは翌日、またセルフィーを投稿。自身の心境を赤裸々に説明した。 彼女はまず、「自己受容と自己愛に集中することで、自分自身をエンパワーメントするという私のマインドに共感してくださった皆さん、どうもありがとう」とフォロワーに感謝。その上で、「私は、私を批判する人に対して何もできない。それに今となっては興味もない。でも今のような安定した精神に行きつくには約3年もの時間を要した。感情的に苦しい思いもしたし、2024年が始まってからも、最初の8ヶ月間は肉体的にも挫折が何度もあった」と綴った。 ここで話す"肉体的な挫折"とは、恐らく過去にもSNSで発信してきた内容のことで、例えば先月の11月初旬には、仕事現場で転倒し、腕に深い切り傷を負ってしまったことを明かしている。また、『People』によれば、先々週にもインスタグラムストーリーで膝に大きな包帯を巻いた写真をシェアしているようで、「年齢の割に、最近転び過ぎている」と明かしていた。
そして、"感情的な苦しみ"とは、更年期のメンタルヘルスについてだと思われる。更年期によって体感した困難な部分や、閉経後の自分に襲いかかった辛い日々のほかに、禁酒を試みたところ「本当にひどい」不安発作に襲われ、恐怖のあまり体が震えてしまったという写真を最近、シェアしている。 こうした経験から、良くも悪くもヴァレリーはさらに自己受容するようになった。「人が私のボディをどう思うかは気にしない。写真を投稿することがどう思われようと構わない。人生で初めて、私はありのままの自分のボディを愛している。大嫌いだった20歳の頃のボディではないし、あの頃、本当は美しかった自分のボディをあんなにも嫌っていたのは本当に恥ずかしい。あの頃のボディは今とは全く違うけど、この旅路に感謝しているし、20歳の頃のボディと取り替えたいとは思わない。決してね」と書いていた。 何より、ヴァレリーの率直さや、素直な姿勢に励まされた女性が多くいることは確か。改めて、今日の自分を愛し、自分で自分をエンパワーメントする彼女の素晴らしいマインドを参考にしていきたい。
From Prevention