巨人・阿部監督、CS初戦黒星に「横浜の勢いを感じながら。ケイ投手も手がつけられなかった」
(JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ、巨人0-2DeNA、第1戦、16日、東京D)巨人は初戦を落とし、レギュラーシーズン首位のアドバンテージを含めて1勝1敗となった。阿部慎之助監督(45)は「横浜の勢いを感じながらやることができましたね、今日は」とファーストステージを2連勝で突破した相手への完敗を認めた。 レギュラーシーズン最終戦の2日のDeNA戦(東京ドーム)以来14日ぶりの実戦。「それは言い訳になっちゃう」と間隔が空いた影響には言及しなかったが、打線は左腕のケイの前に6回1安打無失点に封じられるなど試合を通して4安打無得点。「ケイ投手も手つけらんなかったね」と脱帽だ。シーズン終盤に「3番・二塁」でチームを引っ張った吉川が故障で欠場。代わりに「2番・二塁」に増田大、3番にオコエを起用した。経験よりも状態の良さを買ったか、と問われ「それしかない。ナイスプレーもしてくれたし、フォアボールも選んだし」と語った。先発した戸郷は6回1/3で110球を投げ、6安打2失点と好投したが、援護に泣いた。 明日の第2戦へ「あれだけ打てなくてもチャンスってできるんだなって思ったし、そこで1本ポコって打ってば、というゲームだった。そこは短期決戦なんで、みんなで打破していくしかない。明日頑張りたい」と切り替えた。