双日、船舶解体の新技術開発へ。オランダでスタートアップに資金拠出
双日は1日、オランダで船舶解体の次世代技術開発に取り組むスタートアップ、サーキュラー・マリタイム・テクノロジーズ・インターナショナル(CMT)と、鉄・非鉄リサイクル業のヤンセン・リサイクリング・グループの3社で船舶解体の新技術の共同開発に関する戦略的パートナー契約を締結し、技術検証の実証実験に資金拠出したと発表した。3社は欧州の厳しい環境規則に合致した解体ヤードを確保するとともに、高品質の鉄スクラップを回収し、大型電炉での低炭素型の鉄鋼生産に貢献する。 CMTは、将来的に船舶解体の自動化や高速化、省人化の技術開発を目指している。双日はCMTの次世代技術の事業化に取り組む。