元イングランド代表FW、マディソンのハーフタイム中の交代を「大きな決断」ポステコグルー監督の戦術的変更を称賛
イギリス『TNT Sports』で解説を務める元イングランド代表FWのレス・ファーディナンド氏とピーター・クラウチ氏が、トッテナム vs ウェストハムの一戦で、アンジェ・ポステコグルー監督がジェイムズ・マディソンをハーフタイムで交代させた決断を評価した。 【動画|トッテナムが後半の3発で逆転勝利!】トッテナム vs ウェストハム ショートハイライト トッテナムは現地時間19日、ウェストハムとの一戦に臨んだ。前半は1-1で折り返したが、52分から60分までに立て続けに3得点を挙げ、4-1と逆転勝利を果たしている。 この試合でトッテナムのポステコグルー監督は、ハーフタイムに10番のマディソンをベンチに下げ、セネガル代表MFパぺ・サールを投入。チームに運動量をもたらした。試合後、ポステコグルー監督は、パぺ・サール投入の理由を次のように説明している。 「中盤により走力が必要だと思ったし、パぺはそれができる選手で、エネルギーと走力を十分に持っている。彼は試合をコントロールする上で、チームを助け、ボールを前進させるための良い基盤となった」 そしてクラウチ氏は「大きな決断だった」と、ポステコグルー監督の交代策を称賛。トッテナムの中盤のバランスについて以下のように見解を示した。 「マディソンが素晴らしい選手だということは知っているが、前半のバランスはあまり良くなかった。(イヴ)ビスマとサールの組み合わせに(デヤン)クルセフスキかマディソンのどちらかを加えた方が良いと思う。全員出場させるのは難しい」 またレス・ファーディナンド氏もクラウチ氏と同様の意見を述べている。 「ウェストハムは守備を深く設定していたが、トッテナムはボールを素早く動かすことができず、背後を取ることができなかった。しかしその変更(マディソンからサールへの交代)だけでトッテナムは少し形を変え、より背後に飛び出せるようになったと思う」 「彼(ポステコグルー監督)の戦術的変更による功績は称賛に値する。トッテナムのプレーの様相を変えたね」
SPOTV NEWS