【大学生活とお金】「子どもから元気もらえる」時給1230円の学童保育でバイト 夢は教員、学生の一人暮らし
■学生生活 お金のリアル(神奈川県横浜市)
学校教員の志願者は減少傾向にありますが、教員になることを目指して頑張る大学生は多くいます。関東学院大学教育学部こども発達学科2年の大越健人さん(仮名)もそんな学生の一人です。教員の仕事に役立つアルバイトをしています。横浜市での一人暮らしにかかる費用などを聞きました。 【家計簿】バイト収入は8万円、交通費や娯楽費はいくら?
大越さんは新潟県出身で、両親、兄2人が教員として働いています。子どもが好きで、子どもと関われる仕事がしたいと、いつしか大越さんも小学校の教員を目指すようになりました。 高校までは野球に打ち込んでいました。教育学部を志望するにあたって、高校の指定校推薦(学校推薦型選抜)の一覧にある大学を調べていたところ、関東学院大学のカリキュラムには実習が多いことを知り、興味を持ちました。大学に隣接してこども園や小学校などがあり、そこでの実習やボランティアを通して、子どもたちと関わることができる環境が整っていることもわかりました。そこで、生まれ育った新潟県を離れ、進学することを決めました。 ――進路を考える中で、初めて関東学院大学を知ったのですか。 そうです。いろんな教育学部を調べていて、他大学と比べて実習が多いところに惹かれました。志望大学を決めた後で、「関東学院大学って神奈川にあるんだ」と気づきました(笑)。1年次では小学校で1週間の参観型実習があり、2年次ではインターンとして、授業の空きコマなどに小学校に行くことができ、累計70時間になれば単位として認められます。現場で実践的に学ぶ機会が多いのはきっとプラスになると思いました。 ――教育学部があるのは横浜・金沢八景キャンパス(横浜市金沢区)ですね。 海に近くて自然が多く、いいところです。よく近くを散策しています。横浜・金沢八景キャンパスの近くに住むつもりでしたが、物件を探していくうちに、京浜急行で10分くらいの上大岡がいいなと思い、ここに決めました。築浅(建築して年数が経っていない)でバス・トイレ別が希望でした。上大岡駅からは徒歩15分くらいですが、近くにスーパーがあって便利です。家賃は4万7000円で、親が負担してくれています。周辺では5万円台の物件も多いので、家賃は少し安いほうかもしれません。通学の交通費は月3000円くらいです。