【大学生活とお金】「子どもから元気もらえる」時給1230円の学童保育でバイト 夢は教員、学生の一人暮らし
アルバイト代で沖縄旅行へ
――帰省はしていますか。 春休み、夏休み、年末年始に帰っています。新潟から関東に進学した友達がいるので、一緒に夜行バスで帰る時もあります。夜行バスだと片道約6時間、5000~6000円くらいです。上越新幹線を使うこともあって、東京駅から新潟駅まで学割で片道1万円くらいです。 長期休みの時は1カ月くらい帰ることもありますが、友達と旅行に行くこともあります。近場が多くて、静岡や高尾山などに行きました。先日は、初めて沖縄に行きました。新潟の友達が羽田空港から沖縄に行くというので、羽田に比較的近い僕の部屋に前泊して、一緒に行くことにしました。4日間5万円のツアーを見つけたので、ためていたアルバイト代を使いました。 高校まではずっと野球ばかりの生活で、旅行に行く時間がなかったので、大学時代にいろんなところに行ってみたいです。海外もいいですね。やっぱりアメリカでメジャーリーグの試合を観戦したいです。
子どもたちから元気をもらえる学校現場に
――4月から3年生。大学生活も折り返しですね。 関東学院大学は実習が多くて、子どもたちと触れ合える機会が多いので、ここで学べてよかったと感じています。卒業後は新潟に戻るのか、横浜で就職するのかはまだ決めかねています。横浜市内や神奈川県の教員採用試験だと、大学推薦があり、1次試験が免除になります。ただ、これは2年の時点で申し込みが必要でした。僕は今の時点であわてて申し込んで決めるよりも、あと2年間しっかり教員になるための勉強を積み重ね、将来の選択肢を広げられたらと思っています。 最近は教員の志望者が減って、学校現場は大変だと聞きます。もちろん、実際に働き始めると大変なことはいっぱいあるでしょう。でも、子どもたちから元気をもらえるので、僕はあまり気にしていません。今は、4年次に2回ある教育実習に備えて、日々勉強です。
朝日新聞Thinkキャンパス