【大学生活とお金】「子どもから元気もらえる」時給1230円の学童保育でバイト 夢は教員、学生の一人暮らし
学食はカレーがお気に入り
――生活費などはどうしていますか。 水道光熱費は月1万3500円くらいです。電気代とガス代は親が出してくれているので、水道代だけ自分で払っています。食費が約3万円。友達とご飯を食べたり、遊びに行ったりする娯楽費が月約1万円で、これを月約8万円のアルバイト代でまかなっています。残った分を少しずつ貯金して、休みに旅行に行く時などに使います。 一人暮らしは初めての経験でしたが、実際にやってみると「これは慣れだな」と思いました。ただ、実習やテスト期間などの時間がない時や、疲れている時に家事をするのは大変です。自炊はあまりしておらず、炊飯器でご飯を炊いて、おかずは買ってくることが多いです。 昼食は学食を利用していて、カレーが気に入っています。ここは半額フェアを開催していることもあるんです。定食などもよく食べますね。 友達の中には、レシートをノートに貼ったりしてお金を管理している人もいますが、特にそういったことはしていません。毎月の予定を見て、「この時にこれくらいお金を使いそう」と把握したうえで、やりくりをしています。でも、一人暮らしなので、「今月は節約しよう」と思っていても、洗剤など生活必需品がなくなったら自分で買わざるを得ないので、大変だなと感じています。
子どもと関わるアルバイト
――アルバイトは何をしていますか。 隣にある関東学院六浦小学校の敷地内にある建物で、放課後に子どもたちが過ごすキッズクラブ(学童保育)のアルバイトと、ゲームセンターのアルバイトをしています。キッズクラブは週3回、1年の時から通っています。時給は1230円です。始めた当初は子ども一人ひとりが違うので、何かを伝えるにしてもそれぞれ工夫が求められるので大変だな、と思いました。でも、一緒にいる時間が長くなるにつれ、みんなの個性が見えてくるようになりました。教員を目指すうえで、とてもプラスになっています。 キッズクラブは小学校の放課後から夕方までなので、大学の授業が夕方まである時はできません。そこで、2年からゲームセンターでのアルバイトを始めました。これは先輩が紹介してくれたもので、クレーンゲームの商品補充などをしています。時給は1120円です。 ――サークル活動などはしていますか。 僕は高校までずっと野球をしてきました。大学でも続けることを考えましたが、高校までを振り返ると、野球に集中しすぎて勉強があまりできていなかったので、大学では勉強を頑張ることにしました。トレーニングは続けていて、家で筋トレや自重トレーニング(自分の体重を負荷にして行うトレーニング)、ジョギングなどをしています。 大学のオープンキャンパスでは、学生スタッフとして関わっています。何か一つは大学の活動に関わってみたかったからです。役割はその都度変わりますが、キャンパスツアーの案内などをしています。僕がキャンパスツアーで関わった受験生が翌年に入学して、今、一緒に学生スタッフとして関わっているのですが、とてもうれしかったですね。