ＥＣＢがＢＢＶＡのサバデル買収にオープン、実現への道筋緩和-関係者
（ブルームバーグ）： 欧州中央銀行（ＥＣＢ）は、スペインの銀行バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア（ＢＢＶＡ）による同国のサバデル銀行の買収案にオープンな姿勢で、実現した場合には必要な承認が容易になる可能性がある。
ＥＣＢは、サバデルがスペイン国内の融資に力を入れている一方、ＢＢＶＡがメキシコやトルコなど新興市場に注力していることから釣り合いが取れているとみていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。
非公開情報を話しているとして匿名を条件に同関係者が語ったところによれば、買収に伴うバランスシートの拡大は、サバデルの中小企業へのエクスポージャーを多様化させる一助になるとＥＣＢは考えている。
ＥＣＢ、ＢＢＶＡ、サバデルの担当者はコメントを控えた。
参考記事：
原題：ECB Said Open to BBVA-Sabadell Deal, Easing Potential Path (2)
（抜粋）
--取材協力：Laura Noonan.
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Kerim Karakaya, Jorge Zuloaga, Nicholas Comfort
