25年大河ドラマ『べらぼう』に西村まさ彦、尾美としのり、橋本淳、芹澤興人、水沢林太郎、里見浩太朗が出演決定【コメントあり】
横浜流星が主演を務める、2025年大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』（NHK総合ほか 2025年1月スタート）に、西村まさ彦、尾美としのり、橋本淳、芹澤興人、水沢林太郎、里見浩太朗の出演が決定した。 【写真】主人公・蔦屋重三郎を演じる横浜流星 本作の主人公となるのは、親なし、金なし、画才なし…とないない尽くしの生まれから、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎（蔦重／横浜流星）。天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽“を世に送り出した人物だ。 そんな本作より、江戸を代表する「版元」「戯作者」「絵師」たちを演じるキャストが発表された。西村屋与八役を西村まさ彦、平沢常富（朋誠堂喜三二）役を尾美としのり、北尾重政役を橋本淳、小泉忠五郎役を芹澤興人、留四郎役を水沢林太郎、須原屋市兵衛役を里見浩太朗が務める。なお、水沢は本作が大河ドラマ初出演となる。
＜西村屋与八役・西村まさ彦＞ ■役柄 「錦絵」の永寿堂 蔦重の永遠のライバル 宝暦の頃（1750年代）から錦絵を手掛け、鈴木春信などの有名な絵師ともつながりを持ち、一代で江戸を代表する地本問屋となる。蔦屋重三郎と、現代の「ファッションカタログ」の先駆けとなる吉原の遊女をモデルに呉服屋とタイアップした錦絵のシリーズ「雛形若菜の初模様」を共に手掛けることになる。その後、鳥居清長らの「美人画」を数多く手がけ、二代目も含めて蔦重のライバルとして江戸の出版界を共に牽引していくことになる。 ■コメント 西村屋与八は、賢く抜け目がない人物でありながら、彼独自の倫理観と正義感を持っています。 時には狡猾さをもって物事を運んでいく手腕も、この役の魅力的な要素です。 この役で私が特に表現したいのは、彼の内面の葛藤と、外界に対する彼の影響力の繊細なバランスをどのように表現するかが、演技の中で一つの挑戦となります。 この作品において、蔦屋重三郎役を演じる横浜流星さんをはじめ、全ての共演者との仕事が非常に楽しみです。キャストの皆さまも各々が個性的で才能あふれる演者たちばかりです。それぞれの役者が持ち込む独自の解釈と演技スタイルが、『べらぼう』の世界において、お互いを刺激し合いながら、視聴者にとって忘れがたい作品にすることに全力を尽くしたいと考えています。 （ドラマ『眩～北斎の娘』で西村屋与八を演じていたことについて）もう一度きちんとこの役と向き合えということなのだと思います。身が引き締まる思いです。
