Skoop On Somebody、クワイアがステージに華を添えたクリスマスライヴ・ツアー千秋楽のレポート公開
Skoop On Somebodyが、12月19日に神奈川・関内ホールにて毎年恒例のクリスマスライヴ〈Christmas Live Tour 2024〉のツアー・ファイナルを迎えました。 ライヴでは、80名のクワイアがステージに華を添えた豪華な演奏や、最新アルバム『GOOD NEWS』の収録曲なども披露され珠玉の一夜に。さらにアンコールのMCにて公演の模様が12月25日(水)に配信されることも発表されました。 [ライヴ・レポート] 2月19日に神奈川・関内ホールにてSkoop On Somebodyの毎年恒例となるクリスマスライブ「Christmas Live Tour 2024」がツアーファイナルを迎えた。 オーディションで選ばれた80名のクワイアとの共演も含む、圧巻のライブでファンを大いに楽しませた。一般公募をしたクワイアとの共演は2022年のクリスマスライブ以来、3回目となり毎年実施している企画である。 また本公演の模様を12月25日(水)に配信されることが発表された。 ライブは「ANSWER ~歓びの歌~ ALBUM ver.」からスタート。15名のクワイアによるアカペラが美しいハーモニーを響かせ、厳かなムードが漂ったのも束の間、バンドと演奏に合わせステージ後方の幕が開くとさらに65名のクワイアが登場。パワフルかつ軽快に演奏された本楽曲は、メンバーの共通の音楽ルーツであるゴスペルをテーマに作られた楽曲だ。続く「Save Our Smiles」では、ステージ上のクワイアだけでなく観客1人ひとりも一体となり思い思いに身体を揺らし、声を上げていた。 クワイアを送り出すと11月20日にリリースされた最新アルバム「GOOD NEWS」収録楽曲より「NOTHING EVER CHANGES」、「JOY AND PAIN」、「LOVE OR NOT」を披露。メンバー共通の音楽ルーツであるゴスペルをそれぞれの目線で表現し、制作されたアルバムの楽曲たちを、クワイアと高めた熱気をそのままに、軽快に歌い上げた。そしてライブではすっかり定番となった「Hooray Hooray」と続き、場内はさらに熱を帯びていった。 そんな会場に音楽の雪を降らせるような冬らしいサウンドを響かせた「Let it snow」では、メロウな空気が場内を包みしばしのクールダウン。KO-ICHIROがソロを奏でる中、ステージにカホンがセッティングされ、メンバー3人のみで演奏する“club SOS”のセットが登場。「Nice’n Slow」で一気に塗り替えられた大人の雰囲気に、うっとりと身を委ねていたオーディエンスの姿が印象的だった。続いて演奏された「ステラ」、最新アルバムのタイトルチューン「GOOD NEWS」は、初のclub SOS バージョンでのパフォーマンスとなった。3人だけで紡ぐ音色と極上のハーモニーに、会場は神聖な空気に包まれたのだった。 再びバンドメンバーが呼び込まれ、届けられたのはSkoop On Somebodyの代表曲「sha la la」、この季節にぴったりのナンバー「Sounds Of Snow」。客席からも歌声が響き、場内の一体感がさらに増していった。続く「December」では、左右に手と身体を揺らしながら極上のグルーヴを全身で浴びるオーディエンスのボルテージも最高潮に。 深い愛情と切なさが織り交ざった美しいラブバラード「For All I Know」を歌い上げると、再びクワイアが登場。「街に愛があふれて・・・」「Everlasting Love」と、壮大なラブソングをクワイアの重厚な歌声とTAKEの柔らかく伸びやかな歌声が奏でるハーモニーを、客席の一人ひとりが全身で受け止めていた。 アンコールのMCでは、この日の公演の模様が12月25日(水)に配信されることが明かされた。ラストは恒例のハンドベルのパフォーマンスから始まり「終わらないクリスマス」を披露。一年を締めくくる暖かい空気の中、Skoop On Somebodyのクリスマスライブが幕を閉じた。 Photo by 入日伸介