約8割が「転職時、人間関係が不安」 どのような対策を取る人が多いのか?
転職の際、人間関係に不安を感じた人はどのくらいいるのか。NEXER(東京都豊島区)とRSG(東京都千代田区)が共同で実施した調査結果を発表し「とてもあった」(39.0%)と「ややあった」(38.6%)を合わせ、8割近くが不安を感じていたことが分かった。また、事前に人間関係を確認する人は72.6%だった。 【調査結果】転職時、関係が不安だった相手 特に人間関係が不安だった対象では「上司」(51.0%)が1位に。「上司が嫌な人で関係が悪いと評価などに影響し、モチベーションが下がり長く働くのが苦痛だから」「いわゆる、お局のような人が職場にいると、何らかのトラブルに巻き込まれそうだから」といった意見があった。2位は「同期」(36.1%)、3位は「経営層」(5.9%)が続いた。 転職前に職場の人間関係を確認すると回答した人は72.6%。「待遇よりも人間関係を重視しているから」「長く続けるには人間関係が大切だから」などの声が集まった。転職先の人間関係を確認する方法では「口コミ」(63.5%)が最多で「転職エージェント」(47.4%)、「社員ブログ」(32.8%)が続いた。 人間関係を事前に確認したことで、対策ができたと回答した人は63.5%だった。具体的な対策については「職場で誰が要注意人物なのかが分かった」「良くなさそうなところには転職をやめた」などの意見があった。 転職経験がある500人を対象にインターネットで調査した。期間は10月21日~11月5日。
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