【MLB】トラウトが今季メジャー全体の1号アーチを放つ エンゼルスはオリオールズ相手に大敗
【エンゼルス3-11オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間3月29日、2024年のレギュラーシーズンが本格的な開幕を迎え、エンゼルスは敵地でオリオールズと対戦。大谷翔平が退団し、アンソニー・レンドンを1番に置く新オーダーで開幕戦に臨んだが、3対11で大敗を喫した。オリオールズ先発のコービン・バーンズは6回82球を投げて被安打1、奪三振11、与四球0、失点1という素晴らしいピッチングで今季初勝利(0敗)をマーク。エンゼルス先発のパトリック・サンドバルは2回途中6安打5失点(自責点3)で今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】エンゼルスのマイク・トラウトが1号ソロを放つ(MLB.comより) 今季のアメリカ本土でのメジャー全体の1号アーチはエンゼルスが誇るスーパースターのバットから放たれた。1回表二死走者なしの場面で打席に入ったマイク・トラウトがカウント1-1からの3球目、低めのスライダーを振り抜くと、打球は大きな放物線を描いて左中間のフェンスを越えていった。主砲の一発で先制したエンゼルスだったが、バーンズから放ったヒットはこの1本だけ。8回表に2点を返したものの、3対11で大敗を喫した。 先制弾を浴びながらもバーンズが好投したオリオールズは、1回裏にジョーダン・ウエストバーグのタイムリーなどで2点を奪い、あっという間に逆転に成功。2回裏にアドリー・ラッチマンのタイムリーなどで3点、4回裏にアンソニー・サンタンデールの1号2ランで2点を追加し、リードを広げていった。6回裏にも1点を追加すると、7回裏にはセドリック・マリンズが勝利を決定づける1号3ラン。昨季リーグ最多の101勝を挙げたオリオールズが今季も好スタートを切った。