カビを撃退! 簡単な掃除方法と予防策
洗濯可能な生地類
薄い汚れは、できてすぐであれば通常の洗濯で落とせるはず! 頑固な汚れの場合は、白い衣類(ナイロンや“漂白剤禁止”表示のある衣類を除く)を塩素系漂白剤の薄め液(水5Lに対し漂白剤20ml)に浸け置きする。色柄物や漂白できない白物には、カビ取り剤に特化したシミ抜き剤などを使用して。
壁
黒ずんだ壁を掃除するには、塩素系漂白剤と水の溶液(漂白剤1に対して水4)を使用する、もしくは防カビ剤などカビ取り剤を使う方法がある。 漂白剤は色落ちする場合があるので、最初は目立たない場所で試してみて。堅めのブラシでこすり、十分すすいで乾かす。ただし、湿気の原因を見つけ対処するまで、カビはまた生えてくるので要注意! 黒カビ、白カビを取り除くときには、換気を十分に行い、アレルギーや呼吸器系の問題がある場合は、マスクを着用することを忘れずに。
洗濯機
洗濯機は、毎回の使用後に残り湯や洗剤カスが溜まってしまうもの。さらに、洗濯槽内は風通しが悪く、温度も暖かいため、白カビ、黒カビが繁殖しやすい環境と言える。気づかないうちに、ゴムパッキンなどに黒い斑点ができたり、ドラム内部がカビ臭くなってしまい、洗濯物にも臭いが移ってしまうことも。幸い、洗濯槽のカビや臭いは比較的簡単に除去できる。 洗濯機専用のカビ、雑菌、汚れの除去剤を使用するのがベストだけれど、洗濯機のパッキンを傷めないか確認しておこう!カビや汚れを除去した後、洗濯槽内部の残り汚れを取り除くため、専用の洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽全体の洗浄をして。 洗濯槽のカビや雑菌の蓄積を防ぐためには、洗濯機を使用していない時は、洗濯槽の扉と洗剤投入口を開けておくことが効果的。これにより、洗濯槽内の湿気がこもらずに換気することができる。また、カビが溜まるのを防ぐために、薄めた漂白剤をパッキンに塗るのも効果的だ。これは数回の洗濯ごとに行うのがベストだけれど、洗濯槽が完全に乾くまで洗濯機を回さないで。そうしないと、衣類が漂白剤で脱色してしまう可能性があるから。
original text : Katie Mortram