ヨーロッパ企画の“新たな可能性”を詰め込んだ再演『来てけつかるべき新世界』上田誠、藤谷理子、岡田義徳インタビュー
――ありがとうございます。最後に、公演に向けての意気込みをお願いします。 岡田:再演ということで、初演より絶対に面白いものをお届けしなければ、というのが一番です。あまり経験したことのないエチュードですが、それを通して自分の武器が見つかればと思っています。皆さんの力をお借りして、自分の新たな面白さを発見できたら。 藤谷:岡田さんの言った通り、初演より絶対に面白くしたいし、しなきゃダメだと思っています。あの時の自分にしか出せなかったものもあるけれど、今の自分にしかできないものも絶対にあるはずなので。それを、この新しい座組で見つけていけたら良いなと思っています。 上田:僕にとって、とても特別な作品です。初演時も頑張って書いたのですが、それよりも面白い作品に仕上げなきゃいけない使命感を感じています。この作品を僕の代表作にするつもりですし、こんな濃くて面白そうな役者が集まったのだから、外すわけにはいかないというプレッシャーもあります。ヨーロッパ企画の劇を観たことがない方も、これは間違いなく面白い作品になりますので、是非とも足を運んでいただけたら嬉しいです。