天国の母へ吉報を届けるか オークス2着馬の最後の仔ジュンアサヒソラが初勝利狙う
07年のフローラSを制したベッラレイアの最後の仔となるジュンアサヒソラ(牡2、美浦・高柳瑞樹厩舎)が、日曜中山3Rの2歳未勝利(芝1800m)で初勝利を狙う。 【写真】オークス2着など牝馬重賞戦線で活躍したベッラレイアのこれまで ジュンアサヒソラは父イスラボニータ、母ベッラレイア、母の父ナリタトップロードの血統。母は07年のフローラSの覇者。牝馬重賞戦線で長く活躍し、同年のオークスが2着、08年のエリザベス女王杯が3着だった。また、半姉のベッラレジーナは14年のスイートピーSの2着馬。22年のノーザンファームミックスセールで5000万円(税抜)で取引された。 8月新潟の新馬(芝2000m内回り)は中団から脚を伸ばしたが、上位2頭に届かずの3着。とはいえ、初勝利はそう遠くないと思わせる走りでもあった。2戦目の今回は頼れるルメール騎手との初タッグ。昨年3月に死んだ母に、今度こそは勝利を届けてほしい。
