猛虎に夢中!笹木かおり阪神にアレンパおねだり 東京のアンチ巨人一家に生まれ…「矢野さんがかっこよくて」虎党に
タレント・笹木かおり(33)が、連覇を狙う猛虎に熱を上げている。祖父と父が中日を、祖母がソフトバンクを推す“アンチ巨人”の一家に生まれ、自身は阪神に夢中だ。スコアブックをつけながらの野球観戦は当たり前で、記者さながらの観察眼で試合をチェック。沖縄春季キャンプへプライベートで足を運ぶなど、阪神熱は年々増すばかりだ。 生まれ育ちも東京ながら阪神にハマったのは、2000年頃、当時正捕手だった前阪神監督・矢野燿大氏に魅了されたのがきっかけだった。「矢野さんがキャッチャーフライでマスクを外した時、まなざしがかっこよくて」とメロメロ。10年の矢野氏引退会見の際は、ティッシュ1箱を使い切るほどに大号泣。当時の新聞を大切に保管しているという。 月2回は球場観戦し、仕事の合間を縫って甲子園へ足を運ぶことも。「家からユニホームにメガホンで行きます。一緒に行く友人が阪神ファンではない場合は、ファンクラブの黄色いユニホームを貸し出す。大阪土産で友達の子供に帽子、阪神のスタイとか買ってあげて。阪神一色に染め上げている(笑)」。阪神の“布教”に努めている。 今季は貧打に苦しむ阪神だが、笹木は信じている。前川右京外野手、下村海翔投手ら“ニュースター”へ期待を寄せ、「全員が同じ試合で打つ必要はないと私は思っていて、誰かがヒーローになればいい。新戦力も間違いなく育っていると思うので、悲観することはない。今年もアレンパして、あの景色をもう一度見せてください」とおねだりした。 自身は野球のほか、サッカー、テニス、ゴルフなどスポーツ全般に精通。東京2020オリンピック民放99局ラジオ統一番組キャスターを務めるなど、趣味を仕事につなげている。今後へ「スポーツ経験は少ないので“スポーツ観戦のプロ”としてスポーツを楽しみたい」と意欲。様々な視点でスポーツを観戦し、甲子園での始球式やスポーツ番組MCなどの夢を現実にする。 ◇笹木かおり(ささき・かおり)1991年2月8日生まれ、東京都出身。青山学院大卒。18年ミス日本酒東京代表。高校時代はサッカー部マネジャーを務め、指導者の資格(D級コーチライセンス)を保有。趣味はゴルフ、乗馬、フットサル。特技はサッカー&野球のスコアブックを書けること。