NHK「機密情報の管理で就業規則違反」職員2人を懲戒処分
NHKは25日、機密情報の管理に関して重大な就業規則違反があったとして職員の懲戒処分を発表しました。 NHKによりますと、懲戒処分を受けたのは2人で、50代の経営企画局専任局長が停職3か月の上、降格に、40代のコンテンツ戦略局副部長が停職1か月となりました。 処分の理由については、専任局長が職務上知ることのできたNHK内部の人事やリスク事案などの機密情報を含む情報を、業務上、必要性や権限のないコンテンツ戦略局の副部長と不適切に数百件共有したためと説明しています。 機密情報の内容は明らかにされませんでしたが、その中には、仮に外部に漏えいした場合、NHKの業務に支障をきたす恐れがある重大な情報も含まれていたということです。 NHKは「外部への情報の流出は確認されていませんが、機密情報を無関係の職員に共有することは、重大なコンプライアンス違反であり、厳正に対処しました。適切な情報管理やガバナンスを徹底してまいります」とコメントしています。