地方から上京したら、大みそかの「終夜運転」にビックリ! 都内では「全路線」で実施してるの? 朝まで運転が続く理由を解説
初詣に人気の西新井大師がある東武鉄道大師線の終夜運転は行われない
しかし、終夜運転が行われない路線もあります。 川崎大師や観福寺と並び、関東厄よけ三大師と称される西新井大師のある東武鉄道では、大師線の終夜運転は行われないので注意が必要です。 しかし代わりに、1/1~1/3の年始期間中の大師線(西新井~大師前)においては初詣客向けの特別な対応が行われます。 西新井駅10:31発から16:02発までの運転について、通常の10分の運転間隔を約8~10分間隔に短縮するなど、増発対応が行われます。 一般的に終夜運転を行うためには、通常の賃金に加えて深夜手当や休日手当が必要となり、人件費がかかります。また、近年の動力費の高騰もあり、採算が取れないことから終夜運転を廃止する路線もあるようです。
まとめ
初詣に電車を利用する人にとっては、終夜運転が実施されることは非常にありがたいですね。本来であれば電車が動いていない時間に乗車できるのは、ちょっとした非日常体験になりますので、年末年始のイベントと併せて楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。 出典 東日本旅客鉄道株式会社 冬の臨時列車の運転について 執筆者:小林裕 FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート
ファイナンシャルフィールド編集部