ALS闘病5年、声失った「ニャンちゅう」役の声優、9代目お姉さんと2ショット「前に進む力をもらいました」
NHK教育テレビのパペット人形「ニャンちゅう」役を務め、現在は難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病中の声優・津久井教生さん(63)が公式Xを更新し、近況を明かした。「ニャンちゅうワールド放送局」9代目お姉さん・柊瑠美さん(37)が遊びに来てくれたといい、「一気に体調が良くなるようなエネルギーチャージをしました♪」と思いを綴った。 【写真】9代目お姉さんと笑顔を見せる元「ニャンちゅう」役の津久井教生さん 津久井さんは1992年に登場した「ニャンちゅう」に約30年間、声を吹き込んだ。このほか、人気アニメ「ご近所物語」の西野ジロー役や、「Bビーダマン爆外伝V」のグレイボン博士役などを務めた。 2019年3月に突然、足が動かなくなって病院へ。検査を経て同年9月にALSと告知された。発症から半年ほどで自力で歩けなくなったといい、現在はベッドで生活。気管切開の手術を行って人工呼吸器を装着しており、声を失っている。現在はXやブログでは近況を報告しつつ、「前向きな姿」を見せている。 津久井さんはこの日、「ニャンちゅうシリーズ9代目のお姉さんの 柊瑠美さんが会いに来てくれました!」と柊さんとの2ショットをアップ。「変わらない優しい笑顔で包んでくれて 昔のようにたくさんお話しをしました♡エネルギーチャージと免疫力アップです! 前に進む力をもらっちゃいました♪」として、笑顔を浮かべる2人の写真を投稿した。 10月のブログで、ALSの罹患を公表して5年が経ったことも報告していた津久井さん。「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」とし、「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください 健康診断も出来るだけしましょう!予防医療も進化していますから」と呼び掛けていた。
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