【おじさんの韓国旅】実はソウルより美味しい? 噂の「釜山」へ行ってみた!(前編)【自分勝手な週末旅】
今、UOMO世代が韓国を旅するならソウルよりも釜山がアツいらしい。渋くておいしい飲食店、漁港、古きよき韓国が感じられる街並み、ローカルな温泉街。おじさんに刺さる要素しかない韓国第二の都市・釜山を、ソウルに足しげく通うNEATデザイナー・西野大士が2泊3日で食べまくり! 【写真】おじさんの韓国旅|「釜山名物」のグルメをもっと見る
釜山に着いたらとにかく「新鮮な魚」を食せ!
まずは韓国最大の水産市場、チャガルチ市場で魚介料理を3軒ハシゴ。「建物内だけではなく屋外に鮮魚が並んでいる様子は、超ローカルな雰囲気で面白い。一瞬入るのをためらうくらい渋い外観の鯖定食屋の中は意外と小ぎれい(笑)。網ではなく鉄板で焼かれた鯖は、日本で食べるよりもカリカリで塩味が濃厚。ご飯すすみまくりです。
次の店ではアンコウ蒸しを。ソウルではヤンニョムと和えるのがメジャーらしいけど、ここでは鮮度が高いから余計な味つけをせず、そのまま蒸したものが食べられる。アン肝も臭みゼロでいくらでもいけます。
3軒目は刺身定食屋。僕、出身が淡路島なんで生魚にはうるさいんですよ。でも、冗談抜きでこのヒラメと鯛の刺身はうまい。サンチュやエゴマの葉に薬味をいろいろ巻いて食べるのも韓国ならではでいいっすね」。
地元民が推す「釜山名物」は間違いなかった!!
釜山の名物テジクッパ(豚肉のスープご飯)とミルミョン(小麦粉の麺)は、リアルに地元の人が通う店を訪問。「このテジクッパの店は、観光ではまず来ないような、なんてことない大通り沿いにあるのに行列ができるらしい。時間をかけて煮込まれた豚肉は柔らかく、臭みもない。タデギ(辛い調味料)を入れて食べるのが主流で、それもまたうまい。