「津波が怖いので真剣に逃げました」小学校で地震・津波避難訓練
テレビ宮崎
命を守る行動を身につけようと、宮崎県日南市の小学校で巨大地震を想定した地震・津波避難訓練が行われました。 15日は、海岸から約2キロ、標高約5メートルの場所にある日南市の南郷小学校で訓練が行われ、児童270人と職員25人が参加しました。 児童は、地震発生の放送が流れると、まず、机の下に入り、身の安全を確保。揺れが収まると、一次避難場所の運動場に避難をしました。大津波警報の知らせを受けると、二次避難場所の高台の公園を目指しました。 南郷小学校周辺は、南海トラフ巨大地震が発生した場合、最短14分で津波が押し寄せ、3メートルから5メートルの浸水が想定されています。児童は、落ち着いて列を作り、避難経路を確認しながら高台を目指し、目標の標高17メートル以上の場所に14分以内で避難できました。 (児童は) 「津波が怖いので真剣に逃げました」 「お・は・し・も・ち(おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない・ちかづかない)を考えて移動しました」 「静かにゆっくり行動できました」 「自分の命とみんなの命を守るために、自分の行動を大事にする事が必要だと思いました」 学校では、今後も訓練を続けることにしています。
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