イチョウの大木“黄色く” 穏やかな表情浮かべる「銀杏観音」 樹齢450年以上 若狭町安賀里・諦應寺
FBC福井放送
若狭町内の寺院で「銀杏(いちょう)観音」として親しまれているイチョウの大木が、例年より1週間遅く見ごろを迎えています。 ■観光客 「表情、全然違うね。きれい。ほんときれい」 若狭町安賀里の諦應寺では、山門近くのイチョウの大木が見ごろを迎えています。樹齢は450年以上、幹回りは4メートル以上で、幹に穏やかな顔立ちの十一面観音像が彫られていて「銀杏観音」として親しまれています。 寺によりますと、江戸時代の末期に地区で災いや疫病が相次いだことから、30代目の住職が人々を救おうと彫ったと伝えられています。 ■観光客 「初めて伺ったけど、本当に優しいお顔で、いつどなたがどんな風にして彫られたのか分からないですけど、すごくいい感じです」 今年は暑さが長引いた影響で、色づきが例年より1週間ほど遅れていて、見ごろは今週いっぱい続くということです。